岐阜県

白川郷

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白川郷

概要

地域で守る 「煙のない世界遺産」 岐阜県

日本の原風景ともいうべき美しい景観をなす、岐阜県大野郡白川村。国内外を問わず多くの観光客が訪れる日本を代表する観光地「白川郷」として知られています。1976年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定された後、1995年には富山県・五箇山と共に白川郷・五箇山の合掌造り集落として、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。

村民と観光客が力を合わせ安全でクリーンな世界遺産へ

近年、世界遺産で数多くの火災が発生し、文化・歴史保全の重要性がますます高まる中、白川郷でも2019年11月に火災が発生しました。そこで、村民と観光客が火災予防の共通意識を持ち、白川郷を守っていくことが重要だとする声が高まりました。また、2020年4月1日から全面施行された改正健康増進法により、受動喫煙に対しての対策も必要に。屋外であっても望まない受動喫煙を生じさせることがないよう、周囲の状況に配慮することが求められています。
そこで、岐阜県大野郡白川村はフィリップ モリス ジャパン(PMJ)と包括協定を締結。白川郷の火災リスクの軽減と、紙巻たばこによる望まない受動喫煙を減らすための環境整備を開始しました。総務省消防庁の報告で『安全対策に取り組まれた加熱式たばこが普及すればたばこ火災の低減に一定の効果がある。』という検証結果が示されました。紙巻たばこの使用場所を限定し、安全対策が組み込まれた加熱式たばこの喫煙環境を整えることは、火災予防に大きな意味を持つと考え、白川郷合掌造り集落に加熱式たばこ専用エリアが3カ所整備されました。

(*1)平成31年3月29日「加熱式たばこ等の安全対策検討会方向書」内 IQOS2.4PLUS、Ploom TECH、gloについて調査

「煙のない世界遺産」認知拡大へ向けて

加熱式たばこ専用エリアは、荻町伝統的建造物群保存地区の景観を損なわないよう配慮した構造に。さらには、加熱式たばこ専用エリアが掲載されたマップやマナーガイドを作成し、来訪者に喫煙環境変更の周知とマナーの向上を図っています。

望まない受動喫煙を減らし、火を付けて燃やす紙巻たばこのない喫煙環境が整備され、「煙のない世界遺産」へと生まれ変わった白川郷。

火災リスクを減らし、さらに安全に。灰を出さない加熱式たばこの環境を推進し、さらにクリーンに。

フィリップ モリス ジャパンは、「煙のない社会」の実現に向けて大切な役割を担う白川郷の取組みをきっかけに、「煙のない世界遺産」が増え、貴重な文化財が火災から守られていくことを願っています。